なかい皮フ科クリニック(津市)

伝染性膿痂疹(とびひ)

伝染性膿痂疹(とびひ)でんせんせいのうかしん

黄色ブドウ球菌や溶連菌による皮膚の角層下部位の細菌感染です。
乳幼児に多く、虫刺されや湿疹部をひっかくことで細菌感染がおこります。 約9割が黄色ブドウ球菌によるもので、水ぶくれができてじくじくすることが多く、じくじくをひっかくことにより「飛び火」していきます。他に溶連菌によるものでは水ぶくれが膿を持つようになり厚い痂皮が付着することが特徴です。抗生剤の内服を行いますが、軽症の場合は塗り薬で治ることもあります。