なかい皮フ科クリニック(津市)

伝染性軟属腫(水いぼ)

伝染性軟属腫(水いぼ)でんせんせいなんぞくしゅ

伝染性軟属腫ウイルスがとても小さい傷や毛穴から接触感染することで発症します。
小児の体や内ももに生じやすく、米粒程度までのツヤのあるブツブツや真ん中が凹んだブツブツが多発します。内部にウイルスを含んでいるので、掻くことにより破れて中のウイルスが周囲の皮膚に感染し増えていきます。

集団生活やスイミングスクールなどで感染することもあります。 皮膚表面のバリア機能が破綻していると生じやすいので、自覚症状がなく少数であれば保湿をしながら経過をみるか、必要によって内容物を圧出したりして治療します。