なかい皮フ科クリニック(津市)

蜂窩織炎・丹毒

蜂窩織炎・丹毒ほうかしきえん・たんどく

細かい皮膚の傷から溶連菌や黄色ブドウ球菌、また肺炎球菌やインフルエンザ菌などが皮膚内部に感染します。
足の水虫、耳かき、外傷、足のむくみなどがきっかけとなることがあります。
蜂窩織炎は真皮から比較的深い部位での黄色ブドウ球菌の感染が多く、丹毒は真皮への溶連菌の感染が多いですが明確に区別することは難しいです。 感染の3主徴として赤み、熱感、痛みを伴います。通常は抗生剤内服で治療しますが、発熱やリンパ管に沿った赤みを伴うこともあり、重症の場合は点滴治療が必要になります。 足のむくみからの再発等ある場合は予防として、着圧靴下をおすすめします。