なかい皮フ科クリニック(津市)

帯状疱疹

帯状疱疹たいじょうほうしん

水痘に感染した後に水痘帯状疱疹ウイルスが神経節に潜伏感染をしています。
ストレスや老化、免疫低下時などに、潜伏感染していたウイルスが再活性化し増殖することで生じます。 神経の走行に沿って神経支配領域に一致した部位に紅斑と水ぶくれを生じ、皮疹出現前より神経痛を認めます。通常は内服にて治療します。
発症部位によっては神経麻痺などが出現することもあります。また免疫低下時には全身に水痘と同様の小水疱が散布されることもあります。重症な場合は総合病院での点滴加療が必要となります。 帯状疱疹発症早期の疼痛には通常の痛み止めで効果がありますが、稀に帯状疱疹後神経痛が残ってしまった場合は疼痛に特化した治療が必要になる場合があります。