水痘帯状疱疹ウイルスに感染した時に生じます。
空気感染や接触感染でうつり、感染力は非常に強いです。2〜3週間の潜伏期間を経て発熱とともに全身に米粒くらいの赤みを帯びた水ぶくれが散在します。頭皮にも生じることが特徴でかゆみをともないます。通常は内服治療を行います。
小児初感染時での発症が多いですが、2014年より水痘ワクチンは定期接種となっています。成人発症の場合は高熱や肺炎、脳炎を合併しやすく、重症の場合は総合病院での加療が必要となります。また近年高齢者においても基礎疾患や免疫抑制状態であると水痘再感染を起こす報告があります。