なかい皮膚科クリニック(津市)

マダニ刺咬症

マダニ刺咬症マダニしこうしょう

マダニは2〜5mmの比較的大型のダニで山林や河川敷の草むらに生息しています。
マダニが皮膚をはう感覚は感じないことが多く、気づかないうちに皮膚に吸着して吸血します。吸血部周囲は時に赤くなったり、水ぶくれがみられることがありますが自覚症状はほとんどありません。皮膚に小豆や大豆ほどの大きさの赤黒いもの(マダニ)がついていることで、気づかれることがあります。 マダニの口器が皮膚に残ると化膿したりしこりになったりするので、口器ごと取り除くことが必要です。マダニに気づいた時は受診してください。またマダニにより媒介される病気もありますので、マダニ刺咬後に発熱や発疹が出現したら速やかな受診をお勧めします。